3月27日で、旧佐賀線(佐賀~瀬高)が廃線になって30年経ちます。

現在旧佐賀線跡は、徐福サイクルロードと呼ばれる
サイクリング・ウォーキング・ランニングコースとなっていて、
多くの市民に利用されています。

この道の末端が、筑後川昇開橋となっています。

全長5キロほどのこのコースを1時間ほど歩くと、
筑後川昇開橋です。

01

始点の南佐賀駅跡です。
現在は、公衆トイレになっています。

プラットフォームと、線路の一部が残されています。



02


当時の運賃と時刻表です。


03

駅前は、公園となっていて夏祭りなどのイベントが開かれています。


04

両側には、桜の木が植えられていて満開になると、
ピンクの桜並木がずっと先まで続きます。


06

光法みつのり駅跡です。

ここもプラットフォームの一部が残されていて、
往時の雰囲気を感じることができます。


05


駅舎は無く、屋根の下にはテーブルとベンチが備え付けられている休憩所
となっています。


07


みつのり駅跡のちょっと先から、ふるさとちびっこギャラリーという
小学生が描いた日本の各都市の絵が飾られています。

08

ここから道の両側に、絵が描かれたプレートがはめ込まれた
モニュメントが一定間隔で設置されています。


09


北から順番に紹介されています。

1990年に描かれた絵なので、現在は若干町の様子も変わっているかも
しれません。

当時小学4年~6年くらいの子が、今や30代後半~40代前半に
なっているんですね。


10


この先は、国道208号線交わる陸橋となっています。


11


ここに旧佐賀線についての案内板があります。




12
13


まだ蒸気機関車が走っていた、昭和40年代の佐賀線の写真が興味深いですね。


14
15

駅のマップと、往時の駅舎の写真です。






16

終点の昇開橋手前には、ルックワールド広場があります。

ここは、ちょっと荒れた感じとなっているようです。


17

昇開橋の手前の公園です。


18


ドロンパという、道の駅のような産地直売所があります。

19

昭和初期の昇開橋の大きな写真パネルがあります。

これは結構有名な写真らしいです。


20

駅舎とさよなら列車の写真です。


21

ここは、もろどみ駅跡です。


22


筑後川に橋が架かる前は、ここから渡し船が出ていたとのことです。
これは昭和30年ごろの渡し船乗り場の様子です。



23

昇開橋は、向こう側の大川市側まで渡ることができます。



24


ただし通行可能時間が決まっていますので、ご注意ください。

また1時間ごとに昇開橋が稼働します。

26


昇開橋の上から、見た筑後川です。

河口に近いので、広々としています。


25

ここが、上下する可動部の上です。



27

近くで見ると、複雑な構造がよくわかります。

28

この管理室にいる管理人の人が、橋の昇降や案内をしてくれます。


29

橋を渡った、大川市側から佐賀市側を見たところです。


30

ここに、筑後若津駅がありました。


31

廃線になる2年前の昇開橋です。

もう列車は通ることは永遠にないですが、いつまでも残しておきたい風景です。


にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 佐賀県情報へ
にほんブログ村