現在旧佐賀線跡は、徐福サイクルロードと呼ばれる
サイクリング・ウォーキング・ランニングコースとなっていて、
多くの市民に利用されています。
この道の末端が、筑後川昇開橋となっています。
全長5キロほどのこのコースを1時間ほど歩くと、
筑後川昇開橋です。

始点の南佐賀駅跡です。
現在は、公衆トイレになっています。
プラットフォームと、線路の一部が残されています。

当時の運賃と時刻表です。

駅前は、公園となっていて夏祭りなどのイベントが開かれています。

両側には、桜の木が植えられていて満開になると、
ピンクの桜並木がずっと先まで続きます。

光法みつのり駅跡です。
ここもプラットフォームの一部が残されていて、
往時の雰囲気を感じることができます。

駅舎は無く、屋根の下にはテーブルとベンチが備え付けられている休憩所
となっています。

みつのり駅跡のちょっと先から、ふるさとちびっこギャラリーという
小学生が描いた日本の各都市の絵が飾られています。

ここから道の両側に、絵が描かれたプレートがはめ込まれた
モニュメントが一定間隔で設置されています。

北から順番に紹介されています。
1990年に描かれた絵なので、現在は若干町の様子も変わっているかも
しれません。
当時小学4年~6年くらいの子が、今や30代後半~40代前半に
なっているんですね。

この先は、国道208号線交わる陸橋となっています。

ここに旧佐賀線についての案内板があります。


まだ蒸気機関車が走っていた、昭和40年代の佐賀線の写真が興味深いですね。


駅のマップと、往時の駅舎の写真です。

終点の昇開橋手前には、ルックワールド広場があります。
ここは、ちょっと荒れた感じとなっているようです。

昇開橋の手前の公園です。

ドロンパという、道の駅のような産地直売所があります。

昭和初期の昇開橋の大きな写真パネルがあります。
これは結構有名な写真らしいです。

駅舎とさよなら列車の写真です。

ここは、もろどみ駅跡です。

筑後川に橋が架かる前は、ここから渡し船が出ていたとのことです。
これは昭和30年ごろの渡し船乗り場の様子です。

昇開橋は、向こう側の大川市側まで渡ることができます。

ただし通行可能時間が決まっていますので、ご注意ください。
また1時間ごとに昇開橋が稼働します。

昇開橋の上から、見た筑後川です。
河口に近いので、広々としています。

ここが、上下する可動部の上です。

近くで見ると、複雑な構造がよくわかります。

この管理室にいる管理人の人が、橋の昇降や案内をしてくれます。

橋を渡った、大川市側から佐賀市側を見たところです。

ここに、筑後若津駅がありました。

廃線になる2年前の昇開橋です。

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