SAGA佐賀マニア~佐賀のマニアックな情報発掘

佐賀の歴史スポットや気になるお店、街歩きネタを発信しています。

2023年01月

街歩きをしていると、
時折ディープスポットに遭遇するものですが、

今回は、まさかここにあるとは!

と言う場所に、ディープスポットがありました。
00
場所は、佐賀駅から南に延びる大通りからちょっと入った辺りと言う、
かなり開発が進んだような場所です。

佐賀駅の南と言えば、ホテルの廃墟と言うディープスポットが、
2023年1月現在まだ存在しているのですが、

それ以上のディープスポットが残っているとは思っていませんでした。
00a
近くには、昭和の雰囲気を色濃く残す店舗の建物があります。
00b
複数の飲み屋や飲食店が入った建物です。
なんとなくここが気になったから見に行ってみたのですが、
01
その先に古い家屋がある一角がありました。
02
昭和初期かそれ以前からあるような家です。
もちろん空き家だと思います。
03
その隣にはシャッターが下りた家屋があり、
シャッターには”伊東米店”と書いてあるようです。
電話番号は、かなり昔の番号だと思われます。

ご覧のように、二階が崩壊しかけています。
05
その隣にも空き家があります。
住人が居なくなってからかなりの年月が経っているようです。
07
正面から見ると、屋根が垂れ下がっていて、
近い内に崩れそうです。
08
裏に回ってみました。
右側の屋根が崩れてきています。
09
この子供用のブランコで、
幼い兄弟姉妹が遊んでいたのでしょうか。
10
自動車のサスペンションのスプリングのような物の側には、
中学生が自転車通学で被るヘルメットが転がっています。

ブランコで遊んでいた子供が中学生になり、
あのヘルメットを被って通学していたのでしょうか。

家の中にも家財道具が放置されたまま、
住人はいなくなっているようです。
11
これは先ほどの”伊東米店”の側面です。
屋根の一部と壁の大部分が無くなっています。
12
この家の裏には、大きなボイラーのようなものがあります。
13
家の中は複数の小さな個室に分かれていて、
14
どの部屋も下半分がタイル張りになっていて、
ほとんどが壊れていますが、小さな浴槽が付いています。
15
つまり浴室だったようです。
あのボイラーでお湯を沸かしていたのでしょう。
16
この建物は、元々旅館だったのでしょうか。
その後米店となったのか?
17
ボイラーの奥には、こんな鉄の階段があり、
二階に上がれるようになっていました。

ここは使われなくなってから、
数十年は経っていると思われます。

佐賀駅の近くにこんな超ディープな一角が残っているとは、
驚きました。

おそらくそう遠くない時期に取り壊され、
新しいビルなどが建てられるのかもしれません。

その前に出会えて幸運?でした。

佐賀市内の柳町、長崎街道からちょっとそれた所に、
ディープスポットがありました。
00a
この路地の奥です。
02
何やら古そうな建物がチラッと見えたので、
奥に行ってみると、昭和のアパートがありました。
松原荘という廃アパートです。

○○荘という名称のアパートは、
もうあまり残っていません。

このアパートは、ご覧のように一部崩壊しかけています。
03
アパートの奥の建物のドアには、
いくつかのステッカーが貼ってあり、

濡れてヨレヨレになった、
佐賀市の広報誌が突っ込まれていました。
この家ももちろん無人です。
04
このアパート、住人が居なくなってからどれ位経っているのか?
05
住人がいなくなった建物は、
急速に劣化が進むものですが、

屋根がここまで崩れている所を見ると、
20年以上?は、経っているかもしれません。
06
アパートの向かい側右の建物も、
一見空き家のようですが、
07
どうもまだ住人が住んでいるような気配があります。

この辺りには、古い家屋が割と残っていますが、
ここまでディープな場所があるとは、
気が付きませんでした。

このアパートは、
いつまでここに存在し続けるかわかりませんが、

消え去る前に記録として残せたのは幸いです。


にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 佐賀県情報へ
にほんブログ村


↑このページのトップヘ