本庄に昭和な住宅地があるとの情報を元に現地を調査してきました。
場所は、本庄小学校の東にある本庄公園の近くなので、
ここから調査を開始します。
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なかなか広い公園です。
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公園入口には、昔の本庄の施設などの写真パネルが展示されていました。
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昭和12年の本庄小学校の周りは、田んぼや林だったようです。
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昭和62年の城西中。
こんな学校名の人文字を作って航空写真を撮りましたね。
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昭和48年建設の本庄公民館。
現在は建てかえられて大きくなっています。
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本庄の地名の由来は、荘園の与賀本荘から来ていたとは、
知りませんでした。
その他にも、地域の神社仏閣の説明などがあり、
思わず読み耽ってしまいました。
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その公園の南側にあるのが、昭和な住宅地です。
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住宅地の入り口には、イヤでも目を引く建物があります。
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元喫茶店か美容室なのか?
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リノベーションして何かの店舗に使えそうなほど、
シャレた建物です。
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その右側は空き地になっていて、
駐車場として使われているようです。
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早速住宅地を散策してみます。
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洗濯物を干してある家が写ってますが、
全体の半分くらいは空き家のようです
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今ではなかなか見ることが出来なくなった長屋です。
ここだけ見ると、昭和30年代かと思えるほどです。
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向かい側は、新しい住宅が建っています。
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この駐車場も、昔は住宅が建っていたと思われます。
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奥の方は、割と新しめと言っても、
昭和末期前後くらいに建てかえられたような住宅が建っています。
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右側は、空き地となっていますが、元々住宅地だったと思われます。
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それにしても狭い通りです。
奥の方は、道幅が狭いため自動車の進入禁止となっています。
自動車が普及する前に建設された住宅地は、
どこも道幅が狭いです。
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こんな手押しポンプの井戸がありました。
さすがに今では使われてないようですが、
この周りに住民が集まって雑談をする、
文字通りの井戸端会議の日々があったのでしょうか。
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それにしても、このポンプ久しぶりに見ました。
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思ったよりも大きな住宅地です。
子供がいるような気配は無く、
住民の人たちも高齢化が進んでいるのではないでしょうか。
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なんとなく懐かしさを感じる路地裏です。
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子供の気配は無いと思っていたら、
向こうの方から子供が遊ぶ声が聞こえてきました。
どうやらこの住宅地の向かい側にある団地の子供のようです。
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散策していると、なんともう一つ井戸のポンプがありました。
こちらは、まだ水が出るような雰囲気です。

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この住宅地のすぐ南側のアパートには、
個人スーパーの跡がありました。
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本庄ストアというスーパーだったようです。
あの住宅地の人たちも、ここに買い物に来ていたことでしょう。

閉店してかなりの年月が経っているみたいで、
シャッターの奥は、駐車場になっていました。
このような個人スーパーは、本当に少なくなりました。
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その先を左に曲がると、閉店した床屋がありました。
色褪せたサインポールが、閉店してからの年月を物語っています。
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その向かい側には、こんな未舗装の道路の住宅街があります。
住宅は比較的新しいものの、未舗装の道に昭和感を感じます。
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本庄小学校の東側には、
こんな大きな団地や住宅が立ち並んでいますが、

ここまで古い住宅地が残っているとは思いませんでした。

散策していると、あの井戸の周りでの井戸端会議や、
本庄ストアが賑わっている様子が目に浮かぶようでした。


日本懐かし団地大全
照井 啓太
辰巳出版
2018-07-20