2023年06月16日 松原神社近くのディープスポットが火災で焼失 5月11日松原神社参道近くのアパートが火事で焼失しました。 この記事のアパートです。ここが火事になって焼失したらしいので、確認してきました。 この奥ですが、入り口に規制テープが張られていて、奥には入れませんでした。しかしここから見ても、ほぼ焼け落ちている事がわかります。入り口にある店舗は、焼けてはいませんが、消火活動で店内はグチャグチャになっているようです。裏に回ってみると、ほぼ骨組みだけとなっていました。2階に住んでいた方が亡くなられたとの事です。ここから焼けたアパートを見ていると、どんな暮らしをしていたのだろうなど、色々と思いが巡りました。ご冥福をお祈りいたします。にほんブログ村
2023年01月23日 【佐賀のディープスポット】佐賀駅近くに廃屋群がある一角が残っていた。 街歩きをしていると、時折ディープスポットに遭遇するものですが、今回は、まさかここにあるとは!と言う場所に、ディープスポットがありました。場所は、佐賀駅から南に延びる大通りからちょっと入った辺りと言う、かなり開発が進んだような場所です。佐賀駅の南と言えば、ホテルの廃墟と言うディープスポットが、2023年1月現在まだ存在しているのですが、 それ以上のディープスポットが残っているとは思っていませんでした。近くには、昭和の雰囲気を色濃く残す店舗の建物があります。複数の飲み屋や飲食店が入った建物です。なんとなくここが気になったから見に行ってみたのですが、その先に古い家屋がある一角がありました。昭和初期かそれ以前からあるような家です。もちろん空き家だと思います。その隣にはシャッターが下りた家屋があり、シャッターには”伊東米店”と書いてあるようです。電話番号は、かなり昔の番号だと思われます。ご覧のように、二階が崩壊しかけています。その隣にも空き家があります。住人が居なくなってからかなりの年月が経っているようです。正面から見ると、屋根が垂れ下がっていて、近い内に崩れそうです。裏に回ってみました。右側の屋根が崩れてきています。この子供用のブランコで、幼い兄弟姉妹が遊んでいたのでしょうか。自動車のサスペンションのスプリングのような物の側には、中学生が自転車通学で被るヘルメットが転がっています。ブランコで遊んでいた子供が中学生になり、あのヘルメットを被って通学していたのでしょうか。家の中にも家財道具が放置されたまま、住人はいなくなっているようです。これは先ほどの”伊東米店”の側面です。屋根の一部と壁の大部分が無くなっています。この家の裏には、大きなボイラーのようなものがあります。家の中は複数の小さな個室に分かれていて、どの部屋も下半分がタイル張りになっていて、ほとんどが壊れていますが、小さな浴槽が付いています。つまり浴室だったようです。あのボイラーでお湯を沸かしていたのでしょう。この建物は、元々旅館だったのでしょうか。その後米店となったのか?ボイラーの奥には、こんな鉄の階段があり、二階に上がれるようになっていました。ここは使われなくなってから、数十年は経っていると思われます。佐賀駅の近くにこんな超ディープな一角が残っているとは、驚きました。おそらくそう遠くない時期に取り壊され、新しいビルなどが建てられるのかもしれません。その前に出会えて幸運?でした。にほんブログ村
2023年01月15日 【佐賀のディープスポット】長崎街道近くの廃アパート 佐賀市内の柳町、長崎街道からちょっとそれた所に、ディープスポットがありました。この路地の奥です。何やら古そうな建物がチラッと見えたので、奥に行ってみると、昭和のアパートがありました。松原荘という廃アパートです。○○荘という名称のアパートは、もうあまり残っていません。このアパートは、ご覧のように一部崩壊しかけています。アパートの奥の建物のドアには、いくつかのステッカーが貼ってあり、濡れてヨレヨレになった、佐賀市の広報誌が突っ込まれていました。この家ももちろん無人です。このアパート、住人が居なくなってからどれ位経っているのか?住人がいなくなった建物は、急速に劣化が進むものですが、屋根がここまで崩れている所を見ると、20年以上?は、経っているかもしれません。アパートの向かい側右の建物も、一見空き家のようですが、どうもまだ住人が住んでいるような気配があります。この辺りには、古い家屋が割と残っていますが、ここまでディープな場所があるとは、気が付きませんでした。このアパートは、いつまでここに存在し続けるかわかりませんが、消え去る前に記録として残せたのは幸いです。にほんブログ村
2022年04月06日 【昭和の風景】松原神社参道近くの超ディープな昭和スポット 佐賀の各地に残る昭和の風景を記録するシリーズ。松原神社の参道の北側に、超ディープな昭和スポットがありました。この通りの北側です。こんな路地が存在していました。この飲み屋は、営業しているようです。突き当りには、アパートがあります。昭和30年代くらい?のアパートでしょうか。今ではなかなかお目にかかれないと思います。ナンバーが付いていない原チャリとかなり昭和な自転車です。洗濯機が並んでハンガーがぶら下がっているという、生活感に溢れた場所。無理やり後付けしたような鉄の階段です。外にある建物の扉が開いていると思ったら、お風呂でした。どうやらアパートの共同風呂のようです。こちらも鉄の階段です。建物の老朽化と構造的にも不安な感じです。どんな人が住んでいるのか?路地から見える空の狭さと、ごちゃごちゃした電線が織りなすカオスな光景。こんな光景が見られる場所が存在していたとは驚きです。しかも廃墟では無くて、ちゃんと人の営みがあるというのが貴重です。このままずっと残しておきたい・・とか勝手な事は言えないですが、ここまでディープな昭和スポットは、やはり貴重すぎるので、記録に残せただけでもよかったと思います。追記このスポットは、2023年5月の火災で焼失しました。 にほんブログ村
2022年02月21日 【昭和の風景】佐賀駅付近に残る廃ホテル 佐賀の各地に残る昭和の風景を記録するシリーズ。今回は、佐賀駅付近に残る昭和の風景を探しに行きました。ここには閉店して数十年?経っている廃ホテルがあるので、取り壊されない内に記録しておきました。このホテルは、旧佐賀駅の一番近くにあったホテルで、数十年前?に廃業した廃ホテルとして知られています。ホテルの入り口は、木に覆われて鬱蒼としています。ホテル名は何だったか?たしか佐賀ホテルだったような?それにしても廃業して何年になるんでしょうか。少なくとも20年以上は経っているとは思いますが。入り口にはごみが散乱してとんでもないことになっています。明らかに廃業後に誰かが捨てたようなゴミも見られます。さらにナンバーが付いたまま放置された軽ワゴン車がありますが、ホテルの車だったのでしょうか。エントランス内にもゴミが山積みになっていて、奥の様子は不明です。もちろん入る気にもなりませんし入りません。別の角度から見た廃ホテルです。結構な存在感があります。近くに寄って見ると、梯子や窓の格子はサビているものの、建物自体は、それほどボロボロな感じではありません。ちょっと離れた所から見ると、ここだけ異質な空間を形成しているようです。この角度から見ると、昭和30年代くらいのアパートを思わせます。裏口の扉は壊されているようです。内部は暗くてよく分かりませんでした。前にはポイ捨てのペットボトルや空き缶が散乱しています。鉄の格子が付けられた窓が並ぶ建物が、ホテルと言うより精神病院の病棟のようにも見えてくる。四角い鉄塔に表示されていたホテル名は、外されたのか?それとも外れてしまったのか?廃ホテルのすぐ南側には、ツタのからまる昭和な家屋があります。てっきり空き家かと思ったら、なんとカフェとして営業していました。いわゆるリノベーション住宅でしょうか。このホテルは、旧佐賀駅があった頃は一番近いホテルとして、利用客も多かったのではないかと思われますが、新駅になり、周りにホテルが建ち始めると、だんだん落ち目になり廃業したのかもしれません。ここにいつまで建っているのかはわかりませんが、昭和の民家のカフェを見ていると、もしかしたらリノベーションして蘇らせることができるのかも?と、ちょっとだけ思いが巡りました。にほんブログ村