多久市に昭和レトロのお店がオープンしている情報を得ていたので、
先日訪問しました。
入口です。
ここだけ見ると、まるで昭和30年代の商店のようです。
お店の前には、あのダイハツミゼットが停まっています。
ちゃんとナンバーも取得されていて、運転できるように整備されています。
超簡素な運転席です。
計器は、スピードメーターだけですね。
今は無くなった、懐かしのチョークレバーが付いています。
冬の朝などチョークレバーを引いてエンジンをかけていたのでしょう。
もう自動車からキャブレーターが無くなってずいぶん経つので、
チョークレバーって何?
と言う人がほとんどではないかと思います。
かなりの積載量がありそうな荷台です。
現役の頃は、何を運んでいたのでしょうか?
たまに近くを走りまわっているとの事ですが、
速度は、50キロくらいしか出ないそうですw
でも走れるだけでスゴイです。
こんな木枠の引き戸は、ほとんど見る事はなくなりました。
中に入ると、こんなホンダのオートバイが置いてあります。
エルシノアという70年代のオフロードバイクです。
壁に掛けられている、スティーブマックイーンの大きなポスターは、
店長さんによると、ホンダのバイク屋の販促用だったとの事。
かなりの貴重品だと思われます。
その隣には、黒沢映画のポスターが掛けられています。
棚の上には、雪印の牛乳用木箱とその上にプラモが、積まれています。
昔のおもちゃ屋や文房具屋の片隅は、こんな感じでしたね。
きれいに整備されているエルシノア。
デザインの美しさが際立っています。
こんなきれいなエルシノアも貴重だと思います。
棚の中にも、ビール瓶やグリコ牛乳の木箱、その他昭和レトロな小物が、
詰まってました。
コカコーラのテーブルでくつろぐことも出来ます。
店内は、モノがたくさんある割には整理されていて、
雑然とした感じがあまりありませんでした。
懐かしの70年代ラジカセとレコード、手回しの鉛筆削りです。
これは珍しい、ハーレーダビッドソンの子供用自転車です。
こんな状態の良い物は、珍しいそうです。
この後、駄菓子を袋ごと大人買いして店をでました。
外に停まっていた、70年代の自転車を見ていると、
まるで自分がこんな自転車で乗りつけて来ていた、
70年代の駄菓子屋の光景が蘇り、懐かしさがこみ上げてきました。
三輪商店、思ったより充実していてかなり楽しめました。
昭和レトロの小さな博物館としていつまでも営業していてほしいお店です。
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