佐賀の各地に残る昭和の風景を記録するシリーズ。
今回は、佐賀駅付近に残る昭和の風景を探しに行きました。
ここには閉店して数十年?経っている廃ホテルがあるので、
取り壊されない内に記録しておきました。
このホテルは、旧佐賀駅の一番近くにあったホテルで、
数十年前?に廃業した廃ホテルとして知られています。
ホテルの入り口は、木に覆われて鬱蒼としています。
ホテル名は何だったか?
たしか佐賀ホテルだったような?
それにしても廃業して何年になるんでしょうか。
少なくとも20年以上は経っているとは思いますが。
入り口にはごみが散乱してとんでもないことになっています。
明らかに廃業後に誰かが捨てたようなゴミも見られます。
さらにナンバーが付いたまま放置された軽ワゴン車がありますが、
ホテルの車だったのでしょうか。
別の角度から見た廃ホテルです。
結構な存在感があります。
近くに寄って見ると、梯子や窓の格子はサビているものの、建物自体は、それほどボロボロな感じではありません。
ちょっと離れた所から見ると、
ここだけ異質な空間を形成しているようです。
この角度から見ると、昭和30年代くらいのアパートを思わせます。
裏口の扉は壊されているようです。
内部は暗くてよく分かりませんでした。
前にはポイ捨てのペットボトルや空き缶が散乱しています。
鉄の格子が付けられた窓が並ぶ建物が、
ホテルと言うより精神病院の病棟のようにも見えてくる。
四角い鉄塔に表示されていたホテル名は、
外されたのか?それとも外れてしまったのか?
廃ホテルのすぐ南側には、ツタのからまる昭和な家屋があります。
てっきり空き家かと思ったら、なんとカフェとして営業していました。
いわゆるリノベーション住宅でしょうか。
このホテルは、旧佐賀駅があった頃は一番近いホテルとして、
このホテルは、旧佐賀駅があった頃は一番近いホテルとして、
利用客も多かったのではないかと思われますが、
新駅になり、周りにホテルが建ち始めると、
だんだん落ち目になり廃業したのかもしれません。
だんだん落ち目になり廃業したのかもしれません。
ここにいつまで建っているのかはわかりませんが、
昭和の民家のカフェを見ていると、
もしかしたらリノベーションして蘇らせることができるのかも?
と、ちょっとだけ思いが巡りました。
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