SAGA佐賀マニア~佐賀のマニアックな情報発掘

佐賀の歴史スポットや気になるお店、街歩きネタを発信しています。

タグ:古本屋

PC内の整理をしていたら、
かつて佐賀市内にあった店舗の写真が見つかったので、
紹介します。


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(2001年頃撮影)

佐賀神社の裏にあった、ストリップ劇場です。

2003年頃まで存在していましたが、
たしか経営者が逮捕されて、閉店してしまったと思います。

宣伝カーも走っていた時期がありました。

今じゃ考えられないですが、あちこちの電柱にベニヤの看板とか、
掛けてあったのを見たことがあります。

中学生の時だったので、やたらと気になっていたのを思い出します。

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佐賀オーディオ
(2009年撮影)

旧長崎街道の通りで長年営業していました。

オーディオマニアが集まるような店だったんでしょうか。

店の前に、外車のバイク(たしかイタリアのドゥカティだったと思う)が、
よく停まっていました。バイク仲間も集まっていたようです。


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ふくみ食堂
(2009年撮影)

松原神社の鳥居の北側にあった、
典型的な昭和の大衆食堂でした。

たしか2013年頃には閉店していたようです。

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右の方に小さく写っている喫茶店も現在閉店しています。

ふくみ食堂は、その後別の食堂兼ギャラリー?に変わって営業していましたが、
2019年の水害で閉店して、白山で復活しているようです。





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坂田賛化堂書店
(2009年撮影)

県庁前の通りの佐賀県警本部の斜め前付近です。

一時多布施や東部環状線沿いにも店舗がありました。
いかにも古本屋のオヤジと言った感じの人が店番をしていました。

2010年初頭には閉店していたと思われます。

その後インテリアショップらしき店舗になっていましたが、
数年で閉店して、現在は料理屋?になっているようですが、
営業しているかは、不明です。

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西村温故堂書店
(2007年撮影)

前回も取り上げた古書店です。

水ケ江商店街の、
現在一階が宅配寿司屋になっているビルの隣にありました。

坂田賛化堂と共に、
度々訪れていたため思い入れのある古本屋でした。

2007~8年頃まで営業していたのを覚えていますが、
その後ひっそりと閉店状態になったと思われます。

現在は、店舗も撤去されて更地となっています。

気になるのは、あのやさしそうなおばあさんの事。
いつも本を読みながら店番をしていた光景が忘れられません。

こんな古書店が、佐賀市内には他にも何軒かありましたが、
今はもう一軒もありません。

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呉服元町アーケードの入り口です。
(2000年撮影)

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この日は、ミニSLを走らせるイベントをやっていました。

左に見える衣料店のような店舗(元南里本店)は、
この数年後に火事で焼失しています。

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これがその時の写真です。

南里本店が閉店して、
その後ma'amマームと言う衣料品店に変わっていました。
そして2008年に火事になって、取り壊されています。

あと、656広場の方の入り口付近にあった店舗数店も、
2004年の火事で焼失して新しくなっています。

その時の写真です。
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たまたま通りがかった時に、この状態になっていました。
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古い密集した商店街は、どこか一軒から出火したらひとたまりもないですね。



2020年、年末の佐賀市内の様子を見に行こうと思って、
どこにしようか検討した結果、

以前歩いた、新道商店街がどうなっているのか気になったので、
新道商店街を再度歩いてきました。


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松原神社角の交差点です。

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交差点から新道商店街方向を見たところです。

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かつて市民会館があった所は、病院になっています。

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その市民会館が5年前に閉館した時の写真です。


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この案内板にある店舗も大分閉店しているようです。

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かつて質屋と映画館があった場所は、駐車場になっています。

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映画館と質屋があった面影は、まったくありません。

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ちなみに数年前、朝日館跡と質のニシカワがあった頃は、
こうなってました。

そこにあった建物が無くなると、
何があったのかは、あっという間に忘却の彼方に消え去ってしまうものです。


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案内板の近くにある電話ボックス。

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災害などに備えて、一定数の公衆電話を設置してるそうですが、
最後に公衆電話から電話をしたのはいつの事だっただろう?

テレホンカードなんかまだ存在しているのか?

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札幌ラーメンで有名な、東洋軒です。
営業はしているようですが、どうもランチタイムだけのようです。

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ここは、なんかしゃれた感じのショップというか、
何かの工房のようです。

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古銭のアオナスは、普通に営業しています。

お客さんが頻繁に来るような店では無いですが、
長年存続しています。

どんな商売をしているのか?

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その先の路地に入ってみます。


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角には、狭い敷地にぴったりハマったような新築の家が売りに出されています。

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この駐車場にも、かつては4階建て?のアパートがあって、
1階には、店舗が入っていました。

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その向かい側の路地には、こんな昭和の雰囲気が残っています。

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元の路地を奥に進みます。

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喫茶ルパンは、営業しています。
おそらく昔からの固定客がほとんではないかと思われます。

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その先は、古い建物はほぼ無くなっていて、
ホテル山水荘があった場所は、住宅地となっています。

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この辺りも古い建物が建っていたと思いますが、
現在は、広い駐車場になっています。

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今歩いてきた路地を振り返ると、こんな光景です。

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新道商店街に戻ってきました。


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大橋うなぎ店のメニューです。

うな玉丼が550円と安いですね。

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その隣の花屋さんも営業しています。

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向かいのRショップは、一応開いていますが、
ほとんどコンビニの末期のような状況です。

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この豆店は、閉店しているようです。

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歩いてきた通りを振り返ると、
こんな感じで多くの店舗のシャッターが閉まっています。

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デジカメの普及で、写真のDPEショップは、無くなってしまいましたが、
写真館は存続しているところが多いようです。

やはりプロの写真撮影技術は、
デジタルになっても生かせるという事ですね。

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そこから西側へ延びる通りです。
ご覧のようにシャッターが下りている店舗が多いです。

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こんな小さな美容室は、地域に根付いているようで、
営業しているところが多いようです。

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新道ストアーという個人経営のスーパーがあったところです。
閉店して10年近くになるでしょうか。

かつてはよく見かけた、
個人経営のスーパーもほとんど絶滅してしまいました。

この建物も撤去される日は、そんなに遠くないのかもしれません。

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撤去されたと言えば、

ここには、100年近く続いたという文房具店がありましたが、
数年前に閉店して、駐車場になりました。

学校の側には必ずあった、文房具店もほとんど見なくなりましたね。

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その向かい側にある自転車屋です。

佐賀市は、全国でも自転車屋が多いことで知られて?いましたが、
個人の自転車屋も大分少なくなってしまいました。

個人経営の自転車屋の経営者は、どこも高齢になられていますね。

今度来るときには、この自転車屋は存在しているのか?

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その先を見ると、所々歯が抜けるように建物が無くなっています。

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街の電気屋も技術があり地域に根差しているから、
大型量販店や通販があっても生き残れるのかもしれません。

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10年くらい前までは、弁当屋やたこ焼き屋などそれなりに営業していましたが、
ほとんど閉店しています。

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この辺りにも店舗が並んでいたはずですが、
ご覧のように駐車場と化しています。


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ここにも店舗があったハズですが、通路となっています。

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その先は、昭和30年代くらいから建っていると思われる店舗が連なっています。
昭和の光景として残しておきたい気はしますが、
そうはいかないでしょうね。

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このたこ焼き屋から数店舗は、閉店してから何年も経っているようです。

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振り返るとこんな感じです。

昭和30年代~40年代頃の年末の夕方は、
どれほど賑わっていたのだろうか。

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この”とり一”というから揚げ屋は名物店らしく、
予約客が時折訪れていました。


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この衣料店も商店街でずっと続いている店舗の一つです。

介護用衣料や通販などに活路を見出して、
上手くやっているのでしょうか。

ここが、新道商店街の東の端となっています。

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そして水ケ江の商店街を、片田江の交差点方向に歩いていると・・・


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空き地になっている場所に気が付きました。
ここは確か、古本屋があった場所です。

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建物は撤去されていて、更地となっていました。

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これは3年ほど前に撮影した写真です。
この時には、完全に閉店していました。

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2008年頃撮影した、西村温故堂書店です。

最後に営業していた時期が、この頃です。

感じの良い優しそうなおばあさんと、
息子さんらしき人が店番をしていましたが、

徐々に開いている日が少なくなり、
やがてひっそりと閉店してしまったようです。

ここに古本屋があったことなど、
ほとんどの人は、忘却の彼方に消え去ってしまっているのかもしれません。

その後あのおばあさんと息子さん?は、どうなってしまったのか?

もう思い出の中だけの存在となってしましました。




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