SAGA佐賀マニア~佐賀のマニアックな情報発掘

佐賀の歴史スポットや気になるお店、街歩きネタを発信しています。

タグ:廃墟

最近空き家の撤去が進んでいるようです。

それで以前から気になっていた、
多布瀬川沿いに残る空き家の様子を見に行ってきました。
01
もうずいぶん前からこのような空き家が川沿いに、
点々と残っています。

どの家も劣化が進んでいます。
中には崩壊しかけたような家もあったはずです。

この家は、まだそれほど劣化してない方です。
02
途中こんなアンダーパスを通りました。
落書きが多く、イやな雰囲気です。
03
ヤンキーが書いたのか、ちょっと意味不明。
04
ウサギ?と顔の間にXXX、何を思ってこんな絵を描いたのか?
05
この空き家には、ブルーシートが掛けられています。
06
この橋は、かなり古いようです。
07
大正時代の橋のようです。
現在は、車両の通行は出来なくなっていました。
08
ここは、比較的最近まで住人がいたような雰囲気です。
09
ここは、住人がいなくなってかなり経つようです。

右下の柵の端にピンクのリボンが付けられていますが、
これは空き家がある所に目印のように付けられていました。
まもなく解体されるのかもしれません。
10
ここは劣化が激しく、崩壊しそうです。
11
ここも劣化が激しく、窓の一部が落ちそうになっていました。
手前のポールに、ピンクのリボンが巻き付けられています。
12
ここは藪に覆われてしまいそうです。
14
近くから見ると、玄関の扉が壊れていて、
部屋の中が荒らされた形跡があります。

空き家を放置すると、
いろいろと治安上の問題が起きてくるのも、
解体が進んでいる理由かもしれません。
17
途中こんな昭和の団地が残っている所がありました。
18
ここも比較的最近まで住んでいたような家です。
やはり門にピンクのリボンが巻き付けられています。
24
ここは土手の下にある空き家です。
比較的劣化は、少ないように見えます。
25
ここはただの藪に見えますが、
よく見ると、家があるのがわかります。
空き家になっていったい何年経つのか?
26
ここも土手の下にある空き家です。
27
劣化は少ないように見えます。
住人がいなくなって数年レベルでしょうか?
28
そしてここも藪の中に埋もれようとしています。

今回は、およそ3キロくらいの区間にある
空き家を確認しました。

多布瀬川沿いには、
まだ結構な空き家があるようです。

このような放置されて朽ちていく空き家には、
家財道具がそのままになっている事が多いです。

その家で、数十年単位での生活があった後、
ある日いなくなったかのようです。

一人暮らしで亡くなられたりすると、
家財道具の引き取り手がなく、
そのままになるのかもしれませんが、

窓や隙間から見える残された家財道具から、
なんとなく住んでいた人の人となりが垣間見えて、

何かやるせないような、
もの悲しさを感じるものです。


街歩きをしていると、
時折ディープスポットに遭遇するものですが、

今回は、まさかここにあるとは!

と言う場所に、ディープスポットがありました。
00
場所は、佐賀駅から南に延びる大通りからちょっと入った辺りと言う、
かなり開発が進んだような場所です。

佐賀駅の南と言えば、ホテルの廃墟と言うディープスポットが、
2023年1月現在まだ存在しているのですが、

それ以上のディープスポットが残っているとは思っていませんでした。
00a
近くには、昭和の雰囲気を色濃く残す店舗の建物があります。
00b
複数の飲み屋や飲食店が入った建物です。
なんとなくここが気になったから見に行ってみたのですが、
01
その先に古い家屋がある一角がありました。
02
昭和初期かそれ以前からあるような家です。
もちろん空き家だと思います。
03
その隣にはシャッターが下りた家屋があり、
シャッターには”伊東米店”と書いてあるようです。
電話番号は、かなり昔の番号だと思われます。

ご覧のように、二階が崩壊しかけています。
05
その隣にも空き家があります。
住人が居なくなってからかなりの年月が経っているようです。
07
正面から見ると、屋根が垂れ下がっていて、
近い内に崩れそうです。
08
裏に回ってみました。
右側の屋根が崩れてきています。
09
この子供用のブランコで、
幼い兄弟姉妹が遊んでいたのでしょうか。
10
自動車のサスペンションのスプリングのような物の側には、
中学生が自転車通学で被るヘルメットが転がっています。

ブランコで遊んでいた子供が中学生になり、
あのヘルメットを被って通学していたのでしょうか。

家の中にも家財道具が放置されたまま、
住人はいなくなっているようです。
11
これは先ほどの”伊東米店”の側面です。
屋根の一部と壁の大部分が無くなっています。
12
この家の裏には、大きなボイラーのようなものがあります。
13
家の中は複数の小さな個室に分かれていて、
14
どの部屋も下半分がタイル張りになっていて、
ほとんどが壊れていますが、小さな浴槽が付いています。
15
つまり浴室だったようです。
あのボイラーでお湯を沸かしていたのでしょう。
16
この建物は、元々旅館だったのでしょうか。
その後米店となったのか?
17
ボイラーの奥には、こんな鉄の階段があり、
二階に上がれるようになっていました。

ここは使われなくなってから、
数十年は経っていると思われます。

佐賀駅の近くにこんな超ディープな一角が残っているとは、
驚きました。

おそらくそう遠くない時期に取り壊され、
新しいビルなどが建てられるのかもしれません。

その前に出会えて幸運?でした。

昭和の団地訪問シリーズ。
今回は、佐賀県職員宿舎天祐団地を訪問してきました。
03
この団地は、すでに何年も前から使われなくなっているようです。
02
現在住人は居住していません。
01
一見するとキレイな建物でも、
よく見ると劣化が進んできているのがわかります。
04
住人が全くいなくなってしまった団地内は、
恐ろしいほどの静けさに包まれています。
06
生活感が無い無機質なコンクリートの建物群内を歩いていると、
07
某ホラーゲームの世界に入り込んでしまったかのようです。
08
自転車置き場には、放置された10数台の自転車が横たわっていました。
09
1台の自転車は、後輪が外れて無残な姿をさらしています。




10
団地内の通路のアスファルトも劣化して盛り上がっていたり、
ヒビが入っている個所から雑草が生えてきています。
11
しかしさっきの自転車以外は、
ゴミらしきものはほとんど見当たりません。
12
ここで本当に入居者の営みがあったのか?
と思わせるほど、生活の痕跡が見当たりません。
17
団地の中心にある公園は、
金網で囲まれていて中には入れなくなっていました。
13
団地の人たちの憩いの場だったのでしょう。
そこそこ広い公園です。
20
ブロックで囲まれた庭とまったく同じ窓が並んだ建物が、18
画一的な何かを象徴しているようで、なんとなく不気味さを感じる・・。
21
この扉がまた、某アドベンチャーホラーゲームに出て来るものにそっくりで、
思わず扉が開くシーンを想像してしまいます。
24
2つ並んでいると、どっちに入ろうか?
などと妄想してしまいます。
それにしても扉のサビ具合が、いい味出しています。
27
隣の住宅の庭が荒れていると思ったら、
空き家でした。
26
人がいなくなった建物から発せられる、
静かなオーラのような物に圧倒されて、
だんだんこの場に居たたまれなくなってきたので、
そろそろ引き上げる事にします。

間もなく取り壊されると思われる団地ですが、
圧倒的な静けさの中で膨らんだ、
いろいろな妄想を堪能させていただきました。


↑このページのトップヘ