佐賀市の神野公園(こうのこうえん)には、
こども遊園地という小さな遊園地が、あります。
あの”ゾンビランドサガ”にも登場したということで、
ちょっと話題にもなっているし、最近の様子を調査してきました。
これが、メインゲートです。
遊園地のマップです。
意外と多くの乗り物類が、あるようです。
入園は、無料になっています。
遊園地内は、いかにも地方の遊園地らしいローカルな雰囲気が漂っています。
乗り物以外にも、こんなジャングルジムや滑り台、
竹馬など昔ながらの遊び道具にも子供たちが群がり、
楽しく遊んでいる光景が見られました。
当然ですが、小さな子供連れの親子が主なお客さんです。
子供の笑い声が、あちこちから聞こえてきて賑やかでした。
乗り物は、200円が基準になっているようです。
このチケット売り場で、チケットを購入するようになっていますが、
フリーパス、親子2000円・一人1600円を買った方がお得ですね。
このダンボは、比較的新しい乗り物のようです。
小さな遊園地でおなじみのチェーンタワーは、
現在修理のため、撤去されていて遊び場になっていました。
ゲームコーナーです。
50周年となっていますが、実際は昭和39年に開園しているそうなので、
今年で55年となります。
ゲームコーナーには、ちょっと古めのクレーンゲームや、
最近生産終了とかで話題のワニワニパニックもありました。
この遊園地の乗り物の中で、最も古いもののひとつだと思われるのが、
このスペースカーです。
このクルマの造形と言い劣化具合と言い、
開園当初から存在していたものかも知れません。
ある意味、遊具遺産といってもいいかも?
遊園地マニアには、たまらないシロモノだったりするかもしれませんね。
この広場では、子供たちがフラフープ?を転がして遊んでいます。
これがまた楽しそうで、普段はゲームをしているであろう子供たちが、
こんな超アナログな遊びに興じている光景を見ていると、
微笑ましくなると同時に、遊びの原点のようなものを見た気持ちになりました。
これは、ただ玉を投げて筒の中に入れるだけという、
縁日で見かけるような遊戯ですが、割と人気がありました。
園内には、こんな休憩スペースもあります。
奥の芝生の上で、シートを広げてお弁当を食べる家族も見られます。
まったりしたローカル遊園地ならではの光景です。
トイレは、非常にキレイでした。
遊園地の外周をぐるっと回る、ミニSLです。
細部まで良くできています。
これもおそらく開園当時からあったものではないかと思われます。
一番人気は、このミニジェットコースターです。
このように、アップダウンが非常に少なく、
もしかしたら日本で一番平行なジェットコースターかもしれません。
それでもそれなりに疾走感は、あります。
駐車場も数か所あり、100台くらい?停められるのではないでしょうか。
ジェットコースターのレールの下には、ポニーがいるようです。
この日は、馬小屋に入っていて近くで見る事は出来ませんでした。
このこども遊園地は、一時お客さんが非常に少なくていつ閉園してもおかしくないような状態でしたが、
新しい遊具の導入や竹馬やフラフープのような超アナログ遊具が無料で遊べたりするなど、
運営側の努力によって、お客さんを呼び寄せる事に成功しているようです。
2000円のフリーパスで、子供と一緒に1日遊べるなら安いものだと思います。
これからもこの調子で、末長く存続してもらいたい遊園地です。