現在どんどんどんの森として、
アバンセや市立図書館がある場所には、かつて大和紡績の工場がありました。
大和紡績は、1986年に操業を終えていますが、
元正門に懐かしい写真が、記念碑と一緒に展示されていましたので、
紹介します。
これです、1985~86年ごろの紡績通りが写っています。
プレートが劣化していて見難いですが、道路拡張前の紡績通りです。
1986年2月11日に撮影されているようです。
スーパー”主婦の店”が懐かしいですね。
これは、上から見た紡績通りです。
奥の方に写っているのは、大和紡績の女子寮とのことです。
主婦の店の建物が、こんな古い旧家だったとは知りませんでした。
同じ場所の現在の様子です。
まったく面影がありません。
こんなアパートのような寮もあったのですね。
上空から見た、大和紡績佐賀工場です。
昭和63年2月25日撮影となっています。
初任給と新卒入社者の変遷です。
昭和58年が、最後の新卒入社があった年のようです。
橋を渡ると、工場内の写真が展示されています。
織り姫様の銅像です。
紡績工場のシンボルだったのでしょうか。
写真を見ていて、紡績通りの主婦の店に何度か行った事を思い出し、
懐かしさがこみ上げてきました。
失われた風景が記録されている貴重な写真だと思いますので、
機会があったらぜひごらんください。